2013年10月23日水曜日

フォルクスワーゲン ゴルフワゴンGLI(GF-1JAPK)ATFオイル交換作業

G様のフォルクスワーゲン ゴルフワゴンGLI(GF-1JAPK)がA/T不調の為、入庫しました。

G 様は新規でのご来店で、当店もG様の車両情報が不足な為、まずは色々と車両についてやA/Tの不具合について聞かせてもらいます。




ヒアリングの結果、この車両は数年前に近所の中古自動車販売店で購入。(欧州車専門店では無い)
整備はしてもらって納車されたらしいが、当初からA/Tは変な症状があったらしい。がG様は欧州車は「こんな感じか?」と思い乗り続けていたらしいです。でも最近その症状が更に酷くなり当店へと連絡・入庫となりました。
まずはVW専用診断機で確認しますが、特に気になるエラーフォルトは検知せず。

A/Tバルブボディの故障?A/Tミッションの故障?などなど色々考えながら作業していくと・・・・

判明しました!!

A/Tの不具合(シフトショック&変速しない)の原因はATFオイルの量が異常に注入されていたからでした。
A/Tの変速は適切な油量によってバルブボディが動くのですが、そのオイルの油量が適切でなければ正確には動きません。
A/Tのオイルパンの底の画像です。A/Tの変速不良の為、走行距離のわりに黒いスラッジが多い気がします。






綺麗に清掃して取り付けます。







ATFオイルフィルターも新品に交換して取り付けます。

最後はしっかりATFオイルを決められた量を入れて終了です。





試運転しましたがスムーズに変速し、全く問題無しです。

今回の事もそうですが、輸入車の点検・修理は専門店での作業をお奨めします。

G 様、次回は車検整備でお待ちしております。ありがうございました。

※VW,AUDI,BMW等の中古車をお探しの方、点検・修理・カスタム・車検でお困りな方は神奈川県横浜市の Voice にご相談下さい。