2011年4月16日土曜日

ルポ 点火系トラブル修理

数日前に無事納車した K 様のルポ。

ですが数日後に「急にアイドリングがおかしい」と連絡が入りました。

入庫後確認するとやっぱりアイドリングがおかしい・・しかもエンジンチェックランプが点灯しています。

もしかしてと故障個所の見当はついてましたが、診断機を繋いでみると・・・やっぱりでした・・・

4本付いているダイレクトイグニッションコイルの内の一本が点火してないとフォルトが出ました。

←今回の原因部品です!

この部品は予兆無く突然壊れるので、念のため予備で数本在庫していました。(電子部品の厄介なところです)
早急に交換しK様に納車しました

このような作業は昔は一本一本プラグをコードに刺して、プラグから火花が出ているか確認していましたが、今では診断機を繋げば「〇番気筒失火エラー」と表示されます。楽になりましたが逆にこのような診断機がなければ修理ができないという事になります。エラーフォルトも消去できません。
今回のコイルを外すにも専用工具が必要です。無理に外そうとすると壊れます。Dラーか専門店での交換を薦めます。
恐ろしい時代です。

今回の件ではK様にはご迷惑おかけしましたが、車好きなK様も理解してくれたので良かったです。