業者さんからの依頼でフォルクスワーゲン ニュービートルカブリオレ(GH-1YAZJ)がオートマチックのシフトショック修理の為、入庫しました。
まずは実走行をして状況確認。その後、診断機に接続しオートマチックにエラーフォルトが入っているか確認します。
この車両の症状はエンジン始動後20分程度走行しエンジン&オートマチックが温まってくると変速の際に大きな「ドン」という衝撃が出ます。その後シフトを「P」→「R」に動かした際にも同様の衝撃が出てました。
診断機で確認してもエラーフォルトが入っていた為、バルブボディの交換という作業になります。
バルブボディを交換しますが、同時にATFフィルター、オイルパンパッキン、バルブボディボルトももちろん新品で交換します。
その他にドライブシャフトが3か所も破れている事を発見!
中身のグリスが飛び散ってます。
依頼主の業者さんに確認して交換させてもらいます。
またエアバックランプも点灯していたので確認するとクラッシュセンサーの故障ということが判明。
これも業者さんに確認し交換させてもらいました。
この部品を交換するにはリアシートなどを脱着する必要があるので画像のような状態になります。
当初依頼されたA/Tの修理以外に色々と追加の作業がありましたが、これでしっかりした車両になりました。
試運転しましたがオートマチックのシフトショックも無くなり快適に走行できるようになりました。
ありがとうございました。
※このA/Tトラブルで多い車種としてはゴルフⅤ、ニュービートルカブリオレ、ゴルフトゥーランなどの6速オートマチックを積んだ車両です。その他のメーカーではAUDI
A3、BMW MINIのクーパーSのA/Tも同様のトラブルがあります。当店ではAUDI、BMW
MINIの修理も可能ですのでご相談下さい。
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