S君は現在レーシングドライバーを目指している若者!
でも乗る方が専門で、メカは??らしいです。
今回S君の愛車のVW ゴルフ4の弱点のタイミングベルト&ウォーターポンプの交換をする事のはずでしたが、入庫予定の数日前からパワステオイルが漏れる症状まで出て来たとの事。タイミングが良いのか悪いのか・・・
まずはリフトに上げて車両確認。
う~ん。色々問題有りですね・・・
まずは右イン側のドライブブーツからのグリス漏れ。
破れてはいませんが、ゴムが広がってそこからグリスが漏れ出していましたので交換します。
古いグリスを綺麗に取り除いてベアリングの状態をチェックします。
問題無しです。
新しいグリスを入れて組み付けて終了です。
本来の目的のタイミングベルト&ウォーターポンプ&テンショナー&サーモスタット&Vベルトの交換です。
※VW ゴルフ4ではここまで替えないと安心できません。
VW ゴルフ4GTiでは上記の部品の他にオートテンショナーも交換します。
外したウォーターポンプの写真です。外周のペラは外した際に割れてしまいましたが、その程度で割れてしまったという事は限界だったんですね。また中心部分も錆が出てヒビ割れていたので危なかったです。
ホント良かったですね♪
左右のコントロールアームブッシュも強化品のブッシュに打ち替えます。
パワステオイル漏れの原因はステリングギアボックスからでした。
新品部品だと10万オーバーなので今回は予算の都合上リサイクル品を使用します。
交換するにはサブフレームを外しての作業となります。
ステアリングギアボックスを付けて、サブフレームを装着して完了です。
パワステオイルを入れてオイル漏れが無いことを確認して終了です。
レーシングドライバーを目指しているS君の過酷な運転に耐えられるフォルクスワーゲン車両ってホント良い車両だな!と再度VWの良さを再確認させられましたw
S君、ありがとうございました。
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