先月にヒーターが効かないと言われていたお客様のフォルクスワーゲン ゴルフⅢ GTI(E-1HABF)が入庫しました。
エアコンの吹き出し口から茶色のスポンジが大量に噴出し出てくる症状、ヒーターが効かない症状ということは・・・・
冷房と暖房の切り替えのフラップがダメになっている事が考えられます。
正直この作業は辛いのでのでこのまま・・・とはいかないので重い腰を上げて作業します。
勢いよくバラバラにしていきます!!
で取り出したのがヒーターユニット一式です。
問題の箇所を確認すると・・・
予想通り切り替えフラップのスポンジがボロボロに吹き飛んでました。
今回の熱風が出ない原因はこの空いた穴から冷風と熱風が入り混じってしまっていたからです。
ボロボロになったスポンジは綺麗に取り除き、アルミシートで補修します。
これでキチンとフラップの切り替えができるようになったので問題解決です。
外したついでにヒーターコアも交換します。外したヒーターコアは外観上LLCの漏れ、詰まりはないように見受けられましたが、年数を考えれば交換しておいた方が良い部品です。
(今回これをケチって、しばらくしてヒーターコアが壊れたらまた全部分解しなくてはいけません。問題無くても交換を薦めます!)
取り付け作業の際は古くなった配線を保護テープなどで養生しながらの作業になるので脱着の倍の時間が掛かった気がします。
(この作業は自分でやるより、ホント専門店さんにお任せした方がいいと思いますよ)
最後にスパークプラグの交換です。BRISK DOR15LGS に交換です。
元々、某メーカーのイリジウムプラグが付いていましたが、電極が大分減っていたので交換させてもらいました。
これでこの冬も大丈夫ですね!
ありがとうございました。
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