フォルクスワーゲン ゴルフ カブリオレ（GF-1EAGG） ヒーターフラップ修理、その他マウント類交換作業

H様のフォルクスワーゲン　ゴルフ カブリオレ（GF-1EAGG）がエアコン吹き出し口からのスポンジ攻撃に耐えきれず修理入庫しました。

この車両は最近、他店で購入したらしいのですが色々と理由があるらしく当店で作業させてもらうことになりました。

H様からの依頼はエアコンフラップ修理、エンジンマウントなど３箇所のマウント交換、ロアアーム交換、タイロッドエンド交換です。



ですが当店には初めての入庫なので作業リフトで上げて各箇所の点検作業から始めます。

その結果、まずはATFのオイルパンシールからATFオイル漏れが酷いのでATFオイル交換＋ATFフィルターを含めた交換をさせてもらいます。

オイルパンを外して見ると、おそらく一度も交換した事がないような汚れ。
綺麗に清掃して組み付けます。

次にスピードセンダーの交換。このエンジンのウィークポイントですね。配線が経年劣化からボロボロになってます。これがダメになるとエンジンが掛かりません。危ないですね。

次にエンジン横に付いているサイドフランジから冷却水が漏れていたので交換します。ゴムパッキンがダメになっています。

この上記３点の箇所は当店で点検して危なかったので追加で修理させてもらいました。

ここからはH様からの依頼作業です。
エアコン吹き出し口からのスポンジを綺麗に除去するには本体のエアコンフラップを外して修理するしかありません
その為には室内のダッシュボードを含めた色々な部品を外す必要があります。今回はヒーターコアも交換します。

ロアアームのブッシュも切れかかっていたので新品のロアアームに交換します。
これでハンドリングがしっかりします。

今回交換させてもらった部品一式です。

これでしばらくは安心して乗れると思います。

納車前には細かい事ですが各タイヤの空気圧の調整もしておきました。これだけで走りが変わりますよ。一か月に一回は空気圧の点検は必要かと思われます。

無事作業終了して納車となりました。
H様、ありがとうございました。


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