S 様のフォルクスワーゲン ニュービートル カブリオレ(GH-1YAZJ)がA/Tのシフトショックの不具合の為、入庫しました。
S様も当初自宅近くのDラーに持ち込んだらしいのですが、そこで提示された金額が高く困った末に当店を見つけてご連絡をいただきました。
まずは症状を確認し、故障診断機を接続して確認したところA/Tのバルブボディの不具合と判断しました。
作業ではATFオイルを抜くのですが、抜いたオイルの色を確認するとまだ比較的綺麗な状態なのでA/Tのクラッチの状態は良いと判断。
※この色が真っ黒で臭いも焼けた臭いがするとA/Tのクラッチまで損傷している可能性があるのでバルブボディをしっかり直してもA/Tの変速の際に滑ってしまう可能性があります。
変速ショックが出たまま、長期間乗ると余計な部品まで交換する可能性があるので変速ショックが出た場合は早めの交換を奨めます。
今回は同時にタイミングベルト+ウォーターポンプ類の交換もさせてもらいました。もちろんサーモスタットも交換に含まれます。
A/Tバルブボディ交換後、1時間程試運転しましたがスムーズに変速するようシフトショックも出なくなりました。
無事、作業完了です。
S 様、ありがとうございました。これからも大事に乗って下さい。
※このトラブルで多い車種としてはゴルフⅤ、ニュービートルカブリオレ、ゴルフトゥーランなどの6速オートマチックを積んだ車両です。その他のメーカーではAUDI
A3、BMW MINIのクーパーSのA/Tも同様のトラブルがあるようです。当店ではAUDI、BMW MINIの修理も可能ですのでご相談下さい。
※VW,AUDI,BMW等の中古車をお探しの方、点検・修理・カスタム・車検でお困りな方は Voice にご相談下さい 。