業者さんからの修理依頼でフォルクスワーゲン ゴルフⅤ(GH-1KBLX)が入庫しました。
症状はオートマチックの激しい変速ショックです。
まずVW専用診断機に接続し、車両状態の確認作業をします。
オートマチックの項目にエラーフォルトが入っている事を確認し
バルブボディの不具合と判明。
この年式のゴルフⅤ、ゴルフトゥーラン、ニュービートルカブリオレに多い症状です。
※バルブボディの故障の症状としてはエンジン始動後、30分程度走行するとオートマの変速の際に大きな変速ショックが出だします。減速時でも大きな変速ショックが出ます。
詳しくは→http://www.voice-yokohama.com/ トップページに記載してますのでご確認下さい。
この症状のまま乗っていると、オートマチック本体まで壊れて修理する時に高額な費用になってしまうので早期に修理をお奨めします。
外したA/Tフィルターはスラッジなどで真っ黒でした。見た感じ一度もオートマオイルの交換はした形跡はなさそうです。
今大丈夫でも長く乗られるのであれば、エンジンオイルと同じようにATFオイル、ATFオイルフィルターの交換も必要かと思われます。
外したA/Tバルブボディです。新しく組み込んだA/Tバルブボディは対策された部品を使用したA/Tバルブボディなので今回のような不具合症状にはなりません。
交換後、試運転しスムーズに変速すること、変速ショックが出ない事を確認し作業終了となりました。
ありがとうございました
※同様の症状でお困りな方、ご連絡下さい。
※VW,AUDI,BMW等の中古車をお探しの方、点検・修理・車検でお困りな方は Voice にご相談下さい 。